【FAAマガジン/2021年10月号】FAお役立ち情報局③ 3次元センサーで出来ること!
みなさんこんにちは。 今回は3次元計測センサーについてのご紹介です!
皆様は3次元センサーについてどのようなイメージをお持ちでしょうか? 3次元センサーを使用することによって、画像センサーや変位センサーでは難しかった検査ができようになります。
たとえば・・・・・・ ・搬送時の位置ズレがあるワークの高さや形状が測定できる ・円筒状のワークをスキャンして体積が測定できる ・スキャンしたワークに対して複数の検査項目で寸法検査を行うことができる など
その中でも今回は、LMI Technologies社製のGocatorという3次元センサーをご紹介していきたいと思います。
こちらの製品の特長ですが、センサにコントローラーが内蔵されていますので、設置がとてもシンプルになります。また、検査内容の設定はPCと繋ぐことで行いますが、マウスを使った直感的な操作で設定することができます。
図のように検査したい項目に合わせてツールを並べることで設定ができます。
また、Gocatorでは60種類以上の検査・補助ツールを備えております。 例えば刻印された文字や2次元コードの読取検査や円近似を使ったR寸法の検査等の様々な検査に対応可能です。 さらに、エミュレーターでのオフライン操作も可能ですので、後からのデバック作業も容易になっています。
R寸法検査 画面
刻印2次元コード検査 画面
Gocatorは豊富なラインナップも特長となっております。 最大視野幅10mm~2000mmのものまで用意があり、様々なワークへの対応が可能です。 さらに専用のハブを使うことで最大24台までGocatorを同期させて使うことも出来ます。
今回は3次元スマートセンサーGocatorについてご紹介させて頂きましたがいかがでしたでしょうか。
エフ・エー・アネックスでは、3次元計測センサーをスキャンさせるために動かすアクチュエータや計測データを収集する上位のPLC等も合わせたご提案が可能になっております。
Gocatorにご興味が湧いたというお客様は是非ともお問い合わせ下さいませ。
■お問い合わせはこちら
<2021年10月号その他記事はこちら> パワーサプライのしくみを分かりやすくご紹介 ■FAかわらばん ←NEW!! オムロンのセーフティライトカーテン「F3SG」で工場の安全対策をご提案 |