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【FAお役立ち情報局⑥】オムロン新商品ロボットi4Lシリーズのご紹介

製造現場での人材確保が困難となっている昨今、工場へのロボット導入をお考えのお客様が増えてきています。そこで今回は、オムロン産業用ロボットの新商品i4Lスカラロボットについてご紹介させて頂きます。

 

スカラロボットとは水平多関節ロボットとも言われ、その名前の通り水平移動に特化したロボットになっています。先端部が上下に動くZ軸の動作機構を持ち、先端部が必ず水平方向に移動するようになっています。このような構造から部品の配置や押し込み等の単純な作業に向いており、産業用ロボットの中でも比較的安価な製品が多いのが特徴です。

 

今回ご紹介するi4Lシリーズは可搬重量5㎏を備えたスカラロボットで、軽量用途において優れたTCO(総保有コスト)をご提供することができます。全高600mmクラスのコンパクトなサイズながら、全てのモデルで0.01mmの繰り返し精度最速0.45s以下の優れたサイクルタイムを実現しています。

 

i4Lシリーズの主なラインナップといたしましては、リーチ長別に350mm450mm550mm3タイプございます。さらに、本体重量が17kg以下と非常に軽量となっておりますので、壁掛け設置テーブル取り付けが簡単に行えます。また、i4Lシリーズはロボットコントローラをボディに内蔵しているため、配線作業のコストを削減でき簡単に導入ができます。

 

FAお役立ち情報局(i4L)①

 

i4Lシリーズは、今後のラインナップ追加によりインタラクティブ(双方向)なメンテナンス機能をもちロボット上部のRGBステータスライトとオムロンソフトウェアからのアラートによるロボット監視が行えます。この機能によりメンテナンスが簡素化でき、計画外のダウンタイム削減事故の未然防止に役立つことが可能です。

 

FAお役立ち情報局(i4L)② 

 

また、今後拡充予定のEtherCATタイプのi4Lとオムロンの他のデバイス機器(ビジョン・モーション・I/O・セーフティ)を同時にご使用頂くことでオムロンソフトウェアSysmacStudioによる統合的なプログラム作成が簡単に行うことができます。SysmacStudioでは生産全体をシミュレートすることができるので、トラブルシューティングの時間を短縮し、EtherCATで接続された複数のサーボ・ロボット間で高レベルの同期制御が実現できます。また、すでにEtherCATに対応した一回り大型のi4Hシリーズもございます。

 

オムロンにはi4Lスカラロボット以外にも垂直多関節ロボット(Viper)パラレルロボット(ixシリーズ)のほか、流行の協調ロボットや磁気テープ不要の自立搬送ロボット等もご用意がございます。

弊社ではこちらのロボット群に加え、ご要望に応じてビジョンシステムやセーフティ機器等も含めた製品のご提案が可能です。

オムロンロボットの導入に興味がございましたら、是非ともお気軽にお問い合わせくださいませ。

 

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