【FAお役立ち情報局⑤】ファクトリードライブレコーダーでトラブル原因を解明!
皆様は製造工程でトラブルが発生した際、その原因を特定するのに時間がかかってしまいすぐに原因が分からなかったという経験はないでしょうか?
今回は工場内でのトラブル発生時に短時間で原因を特定することが出来るファクトリードライブレコーダーという製品についてご紹介いたします!
今回ご紹介するオムロンのファクトリードライブレコーダー(STC-FDR-SW01)は、その名前の通り工場内にカメラを設置して録画をすることで簡単に製造トラブル原因を特定することが可能となっています。
このレコーダーはカメラと専用録画PCソフトを組み合わせたパッケージ商品となっており、通常の監視カメラとは違った監視の仕方をすることができます。
産業用ロボットなどにより人が介在しない現場で発生した破損不良等の原因特定や、人の目が届きにくい現場でのトラブルの原因解明は難しく、特定して改善するまでに時間がかかってしまう場合があります。
ファクトリードライブレコーダーを使うとロボットの動作状況を生産指示ごとに録画することでトラブル時の状況の把握が容易になります。
ファクトリードライブレコーダーは通常の常時録画だけではなくトリガ録画が可能です。例えば、画像検査工程で不良の検知をした際にその前後5分だけを録画することで、何が原因で不良が発生したのかをピンポイントで保存して検証することができます。
その他にもパーティクルセンサや流量センサ等のセンサ類と繋いでトリガ前後の録画をさせたり、外部トリガを使用せずに録画画面内で設定した条件の変化があった時だけ前後時間の録画を行うことが可能です。
これにより、何か異常が発生したその時だけを動画として保存することができるので、より短時間かつ正確に異常発生の原因を解析することが可能なのです。
STC-FDR-SW01はオムロンセンテック製のカメラと接続し、1台のPCで8台までのカメラを同時録画することができます。
接続可能なカメラの種類も19mm角の超小型カメラから2000万画素対応カメラなど豊富にラインナップされており、設置条件等をご相談頂ければ最適なカメラ・レンズを選定させて頂きます。
またセットアップについても簡単で、パソコンやIPCにソフトをインストールして録画条件を設定して頂くだけで面倒なプログラムなどは必要なく導入して頂けます。
弊社では、外部トリガとなる各種センサや画像検査機についてもトータル提案が可能です!
ファクトリードライブレコーダーを使ったトラブル解析にご興味がございましたら、是非お気軽にお問い合わせくださいませ。
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