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【しくみシリーズ④】ファイバセンサのしくみ

みなさんこんにちは!

「しくみシリーズ」を担当している営業一課(本社)の大友です。

このコーナーでは制御機器のしくみについて簡単にわかりやすくご説明していきます!

 

今回は制御機器部品のひとつ、ファイバセンサのしくみについてご紹介してみたいと思います。

 

まずは下記の写真でファイバセンサの外観をご覧ください。

写真①がアンプユニット、②がファイバユニットになります。

①のアンプユニットに②ファイバユニット(センサヘッド)を取り付けた状態で使用します。 

 

①ファイバアンプ

 

②ファイバユニット(写真は透過型になります)

 

以前にご紹介した光電センサー(E3Zシリーズ)はアンプとセンサ部が1つの筐体のなかにありましたが、ファイバセンサはアンプ部とセンサ部(ヘッド)が分離しています。

今回ご紹介するファイバセンサはアンプとセンサヘッドが分かれているため「アンプ分離形」のセンサになります。

 

次は簡単にファイバセンサの検出のしくみを内部のイメージ図を参考にご覧いただきたいと思います。

 

 

ファイバセンサの検出のしくみがイメージ出来たでしょうか?

それでは、次にファイバセンサの「特徴」についていくつかご紹介したいと思います。

 

【ファイバセンサの特徴】

①狭い場所での使用ができる

検出部(ファイバユニット部)が小さいため、設置スペースの限られた狭い場所でも取り付けができます。ファイバユニットの先端の径は数ミリ程度です。

 

②耐環境性に優れている

先端の検出部(ファイバユニット部)に電気回路をもっていないため温度、湿度、振動、衝撃、水、電気ノイズなどの影響を受けにくい。

 

③さまざまな材質のものを検出できる

光の遮光、反射を利用しているためガラス、プラスチック、木材、液体など様々な材質のものが検出できます。

 

④応答時間が短い

光そのものが高速でセンサ回路が電子部品のため機械的な動きがなく応答時間が短いです。応答時間が短いため高速で動くものも検出できます。

※応答時間(センサが動作する状態になってから出力がONまたはOFFするまでの時間のこと)

 

<まとめ>

・ファイバセンサはアンプ部とファイバユニット(ヘッド)に分かれているため両者を組み合わせて使用する。

★特徴★

・狭い場所で使用できる。

・耐環境性に優れている。

・さまざまな材質のものを検出できる。

・応答時間が短い。

 

今回はファイバセンサのしくみ、特徴をご紹介しました。

今回ご紹介した内容はごくごく入門的な内容なります。

さらに詳しく知りたい方は下記のリンク先を参考にしてみてください。

ファイバセンサ概要

 

それではまた次回お会いしましょう。

 

おおとも

 

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